みやしんブログ(宮川森林組合)

未来に引き継ぐ豊かな森林。緑の森や林を守り育てる仕事をしています。
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9月、日本ミツバチの巣から(蜜蝋クリーム)

JUGEMテーマ:自然風景

 

 

春から巣箱に巣作りしていたミツバチ。

いよいよハチミツを取り出します。

 

巣箱

 

 

今年は、

近隣の地区では、ミツバチがこなかった巣箱も多かったとのことですが、

こちらの巣箱には、巣作りをしてくれました。

 

ニホンミツバチ

 

 

巣箱の中の暗がりでは、このように巣作りが行われていました。

 

巣の中

 

 

取り出した蜂の巣です。

 

取り出した蜂の巣

 

 

こちらは別の蜂の巣の状態。

 

蜂の巣

 

 

養蜂の目的は、ハチミツを得ること。

巣はハチミツを取り出したあとの残骸です。

 

そのまま捨ててしまわれることも多いハチミツの残骸から、

ていねいにていねいに不純物を取り除いて、蜜蝋を精製していきます。

 

ミツバチがつむぎだした、規則正しい六角形。

 

精製を経て

 

 

ニホンミツバチ自体が少なくなってきていますし、

蜜蝋の精製は、とても手がかかる作業です。

 

それでも、

蜜蝋は、それだけ時間をかける価値がある、とてもありがたい自然の恵みです。

 

ユネスコエコパークの町、三重県大台町で育まれた天然の成分。

 

 

 

Odaiのレザー&ウッドトリートメントは、

こうして精製した天然の蜜蝋を、漂白しないまま配合し、

森の樹木アロマで香りづけした蜜蝋クリームです。

 

蜜蝋クリーム

 

 

ミツバチと人間の、

ていねいな作業を重ねてうみだされた

奥伊勢の自然の恵みがぎっしりと詰まった商品を、ぜひお試しください。

 

蜜蝋クリーム

 

 

 

 

 

 

| 和精油(森のアロマ) | 17:00 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
8月 エメラルドグリーンの大杉谷

JUGEMテーマ:登山

JUGEMテーマ:自然風景

JUGEMテーマ:お出かけ

 

 

8月の終わりの休日、エメラルドグリーンの大杉谷へでかけてきました。

 

 

なんといっても、大杉谷のメインは、エメラルドグリーンの川面です。

すみわたった水のうつくしいこと。。。

 

川面

 

 

 

ところどころにかかる、吊り橋。

 

吊り橋

 

 

川の水や雨や風がつくりあげた自然の造形。

 

川

 

 

切り立った断崖。

こちらは、平等ぐら。

 

岩

 

 

さきほどの吊り橋を、振り返って。

 

吊り橋

 

 

ところどころに流れ落ちる滝。

 

滝

 

 

本流が滝になっている場所は、もちろん迫力があって豪快ですが、

支流の滝が潔く流れ落ちるさまも、けっこう見ごたえがあります。

 

滝

 

 

こうして滝の水をあつめながら、

エメラルドグリーンの川はゆっくりと流れていきます。

 

川面

 

 

そうして、シシ淵へ。

 

大杉谷を紹介する映像で、よくとりあげられるポイントです。

登山道の登り口からは、約3時間の場所。

 

 

シシ淵

 

 

大杉谷の登山道は中級者向けの道で、鎖場など厳しい場所も多く、

たいていは、眼下に川を見下ろして歩いていくのですが、

ここシシ淵では、エメラルドグリーンの川面をまじかに楽しむことができます。

 

滝も少し離れた場所にあるので、

シシ淵がまとうのは、そこはかとない静寂。

 

気の抜けない登山道がつづく渓谷にあって、

足元を気にせず、落ち着いて休息できる場所のひとつなので、

気持ちもやんわり、静かに穏やかになってゆきます。

 

シシ淵

 

 

近くでみると、遠目にはエメラルドグリーンにみえた水は、どこまでも澄んで

無色透明であることがわかります。

 

シシ淵

 

 

奥に滝をながめて。

シシ渕を紹介するとき、よくみかける構図です。

 

切り立った岩の奥に、すうっと落ちる滝、

まるで、岩の奥は別世界であるかのような錯覚におちいる、

この遠近感が、なんともいえないシシ渕の味わいです。

 

シシ淵

 

 

シシ渕をあとにして、また、エメラルドグリーンの川面を見下ろします。

 

川面

 

 

夕暮れどき、別の場所からみた川面。

 

川面

 

 

エメラルドグリーンの渓谷は、いろいろ表情を変えながら、

岩を削り、岩を砕き、岩を運んで、流れていきます。

 

川面

 

 

こちらは桃の木小屋。

ふもとの登山口から、大台ケ原の日出ヶ岳まで約14kmつづく登山道の

なかばにある山小屋です。

 

川の横にあるので、川の流れる音がBGMです。

携帯電話は圏外になるこの登山道で、川の流れをききながらのんびり過ごすと、

日常のもろもろから離れて、こころからゆっくりできる気がします。

 

桃の木小屋

 

 

大杉谷は、大台ケ原・大峰山・大杉谷ユネスコエコパークの核心地域です。

 

骨太でダイナミックな自然の造形美をたんのうし、

携帯電話の電源を切って、

刻々ともたらされる情報や人とのつながりからいったん離れてみると、

 

いままでとは違った自分とであえるかもしれません。

 

 

夕暮れ

 

谷の夕暮れ。。。

 

 

 

ミズナラ

 

 

登山道からは少し離れた場所で、

立派なミズナラやコウヤマキにであいました。

 

どっしりとした落ち着いた雰囲気に、たくさんの樹々を育んできた、

この森が過ごしてきた濃密な時間にふれた気がしました。

 

コウヤマキ

 

 

タムシバでさえ、こんなに大きく生長できてしまう森。

 

タムシバ

 

 

こんなキノコも。

 

キノコ

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「みやしんだより」を発行しました。(2017年8月)

 

みやしんだよりを発行しました。

 

(画像をクリックすると、拡大されます。)

 

 

 

こちらから、PDFファイルをご覧いただくこともできます。

 

 8月号(表)

 

 8月号(裏)

| みやしんだより | 12:00 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
7月 水辺のスギ林 〜人工林の静寂に〜

JUGEMテーマ:自然風景

JUGEMテーマ:お出かけ

 

梅雨が明けたというのに、なかなか天候が安定しませんね。

7月が終わるから、8月になるから、すっきりと「夏だ!夏」というようなメリハリのある季節の移り変わりは、もうなくなってしまったのかもしれません。

 

ただただ暑い日があるかと思えば、突然、局所的な雨が降ったり。

このごろの雨は、どうも、以前までの夕立のイメージとは異なる気がします。

 

 

7月終わりの週末、うだるように暑くなるような気配を感じたので、

水辺の谷へ避暑にでかけました。

水辺だけに、うつくしいスギの林が。

 

スギ林

 

 

まっすぐな材を得るために、びっしりと植えられたスギ、

その静かなたたずまいをながめていると、気持ちがすっきりと落ち着き、

自分の中で、いろんなものが整ってくる気がします。

 

スギ林

 

 

 

少し移動すると、大きなネムノキが。

荒れ地に真っ先に生育する、パイオニア的な樹木。

夜になると葉を閉じる、まるで、夜に眠っているかのような木。

 

ねむの木

 

 

さきほどまでの太陽は姿を隠し、気づけば、雲が広がっています。

風の香りと雰囲気も変わってきて、、、、

 

ねむの木

 

 

もう少しで雨が降り出すような気配が。

 

木

 

 

これより上流には民家がありませんので、水は澄んで清らかです。

こうしたうつくしい支流の水をあつめながら、

何度か清流日本一に選ばれている宮川は、伊勢湾へと流れていきます。

 

水

 

 

ほどなく雨が降り出しました。

そこはかとなくただよう湿気をまとい、雨にけぶるスギ林もまた、凛としてうつくしいです。

 

自然林には、自然のまま、天然のまま、無造作なうつくしさがありますが、

整えられ、秩序だった人工林にも、また、ちがったうつくしさがあります。

 

スギ林

 

 

自然林には、人間が目的をもって整えた秩序はありませんが、

樹高も生育の速度も、光や水の好みもことなる木々が、長い時間をかけて生長し、また衰退していった結果が森となっているので、なだらかな秩序は存在しています。

それを読み解いて、自然林をめざして植栽していく方法が自然配植であり。

 

かつては雑木林(自然林)だった場所に作り出された、人間の手による秩序の森林、スギやヒノキの人工林。

長い目でみれば、日本にスギやヒノキの人工林が大量に整えられた時代も、ほんの歴史の1ページだった、ということになるのかもしれません。

 

人間の暮らしとともに、森林は変化していく。

 

木材の需要が減少し、林業も姿を変えていく時代にあって、

20年、50年過ぎた先の森林は、どのような様相を呈しているのでしょうか。

 

スギ林

 

 

きよらかな水に、ときおり強く、雨がそそいでいきます。

 

水辺

 

 

谷をあとにしてしばらく進むと、そこでは雨は降っていませんでした。

 

ほんの2時間ほどの間に、スギ林にそそぐ太陽の光と雨を体験して、

スギ林の凛としたたたずまいに、森林が過ごす長い時間を、一瞬だけともに駆け抜けたような、そんな気がしました。

 

 

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 三重県大台町、エコパークの森のヒノキの香りはいかがですか木き

 暑い夏に、ひとときの森林浴を。

 

 ・ヒノキスプレーは、こちら

 ・エッセンシャルオイル(ヒノキ)は、こちら

 

ヒノキ

 

 

 

| 地域情報 | 11:17 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
7月、大杉谷登山歩道ボランティア整備(京良谷)

JUGEMテーマ:お出かけ

JUGEMテーマ:癒しとやすらぎの自然・風景

JUGEMテーマ:登山

 

大杉谷は日本三大渓谷のひとつで、

大台ケ原、大峰山、大杉谷ユネスコエコパークの核心地域であり、吉野熊野国立公園の景勝地です。

 

堂倉滝

 

 

大杉渓谷を経て大台ケ原の日出ヶ岳へと至る約14kmの登山道は、

13年前の豪雨災害によって、約10年もの間、通行止めになっていましたが、

3年前に全線が復旧しています。

 

七ツ釜滝

 

 

エメラルドグリーンの渓谷ともよばれるように、

うつくしい水がときには滝となって、流れています。

 

シシ淵

 

 

大杉谷の登山情報を提供したり、大杉谷登山歩道の維持管理を行っている

大杉谷登山センターでは、定期的に、

大杉谷登山歩道のボランティア整備プロジェクトを開催しています。

 

ということで、

7月8日、9日に開催されたボランティア整備に参加してきました!

 

 

〇大杉谷へ

 

大杉谷登山道の入口付近は、大きな一枚岩をくり抜いて作られています。

いきなり、鎖場や崖っぷちを歩くことになり、ここが中級登山道であることを実感させてくれます。

 

大杉谷

 

 

おそらく何百年か前に岩が崩落してきた場所も。

 

大杉谷

 

 

足元を気にしなくてよい川原にでるとほっとします。

歩いてきた斜面を振り返って。

 

大杉谷

 

 

大杉谷

 

 

川原には、大きなけやきがたたずんでいました。

けやきの樹皮がはがれた部分にみられる、特徴的な模様です。

 

けやき

 

 

今回の作業場所は、京良谷付近なので、シシ淵や滝までは行かないのですが、

こうして、ときおり見下ろす川の水は、ほんとうにうつくしいエメラルドグリーンです。

 

大杉谷

 

 

苔むした石がうつくしい場所も。

こういう場所には水道(みずみち)があり、水蒸気が発生していて、いつも潤っています。

 

大杉谷

 

 

〇作業場所へ

 

こちらが今回の作業場所。

崩落している部分をぐるっと迂回して、階段をつけます。

 

大杉谷

 

 

作業場所を確かめます。

 

大杉谷

 

 

作業道具は各自、手分けして持っていきましたが、階段の材料は現地調達します。

適当な倒木を刻んでいきます。

 

大杉谷

 

大杉谷

 

 

楔を打ち込んで縦割りに。

 

大杉谷

 

 

こうして、チェーンソーと楔で、どんどん杭や横木を作っていきます。

 

大杉谷

 

 

作った杭を打ち込み、横木を置き、番線で固定し、川原から拾ってきた砂利を敷き詰めて、、、と、

現地調達した自然の材料を中心に、階段を作っていきます。

 

大杉谷

 

 

半日ほどの作業時間では、階段を完成させることはできませんでしたが、

登山道というものについて、いろいろと考えさせられる時間でした。

 

多雨地域である大杉谷は、長い年月をかけて、雨や風、川の流れや岩石の崩落など、自然の力で渓谷美が形成されてきた場所です。

 

登山道は、そんな自然の懐へ、人間が踏み込むことができる大切な道。

登山道も大杉谷の一部なので、当然、風雨や台風や影響を受けて、傷んだり劣化したりします。

登山道の周辺が崩落することもあります。

 

自然の材料で、自然の立地を活かして、必要以上に景観を損なうことなく、そして安全に、

いろいろなことを考えながら、整備されているのだなあ、と。

 

登山は、基本的には、入場料も通行料もいらない、

自然に親しみ、自然を満喫するレクリエーションかもしれない、

 

けれども、

山を、人間が、安全に無理なく歩行できるようにするには、十分な整備が必要で、

しっかりと人の手がかけられているのだなあ、と。

 

この大杉谷は、国立公園であり、国有林もある地域で、登山歩道の整備が行われているけれども、

いろいろな理由で、整備ができなくなって廃れていく登山道もある。

 

登山をレクリエーションとして楽しんでいくためには、登山者側も、登山道の維持管理といった作業が行われていることを、知っておく必要があると感じました。

 

 

大杉谷

 

 

帰り道でも、やっぱりうつくしい、大杉谷の川面。

 

 

 

大杉谷

 

ここでも青々と生き生きとしているカエデたち。

 

大杉谷

 

 

大杉谷をあとにして立ち寄った滝の水面。

 

ユネスコエコパークの町、三重県大台町、

大杉谷がある宮川上流域の川の水は、どこも、透明でうつくしいです。

 

滝

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