みやしんブログ(宮川森林組合)

未来に引き継ぐ豊かな森林。緑の森や林を守り育てる仕事をしています。
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10月 伊勢内宮 おかげ横丁の実生栽

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実生栽は、地域性苗木のうち、発育状況がいまひとつのもの、枝ぶりがユニークなものを小さな鉢に植えたミニ盆栽です。

苗木にあった土づくりをし、苔で土の表面を覆って保湿に配慮しています。

 

実生栽

 

たくさん採った種から芽吹いた仲間の苗木たちは、いずれ植栽によって山に還り、森へと育っていきます。

 

なんとなく、森の一部が、身近にあるようなかんかく。

 

盆栽という扱いのため、針金をまいて枝ぶりや見栄えを調整することもあるのですが、基本的にはあまり作り込むことなく、自然に近い形で、「森の一部」をご自宅で・・・というのがコンセプトです。

 

もちろん、

大台町の森といっても、宮川の中流域から、大台ケ原の手前の標高約1600m程度までのさまざまの場所がありますので、もともとは標高の高い場所に生育する樹木の苗木もあります。

 

「実生栽」として販売する際には、1つ1つの苗木の生育条件をご説明できていないのが現状ですが、適度の太陽の光と風(空気の流れと寒暖差)と、水があれば、基本的に、そこそこ生きながらえてくれるものかと思います。

 

 

こちらの実生栽を、この夏ごろから、伊勢内宮のおかげ横丁にある「伊勢路栽苑」さんで展示販売していただいています。

(伊勢路栽苑スマートフォンサイト

 

伊勢路栽苑では、盆栽や山野草などの植木が展示販売されています。

観光客が多い伊勢という土地柄、東京方面のお客さまがご購入くださることも多いとか。

 

伊勢路栽苑は、神宮会館のほん近くあります。

 

 

伊勢路栽苑

 

 

お店の入り口にかかる看板。

 

おかげ横丁

 

 

まだオープン前の店内にはいると・・・

 

おかげ横丁

 

 

正面にはこんな感じで、堂々とした盆栽がならんでいます。

 

その奥に、

 

盆栽

 

 

実生栽がならんでいるコーナーがあります。

 

実生栽

 

 

大台町苗木生産協議会のかたが、1ヶ月に1回、商品の入れ替えをしにいっておられます。

 

実生栽

 

 

こちらは、実生栽の前にある盆栽だな。

かわいらしい根株がなんともいえない味わいです。

 

盆栽

 

 

大台町(旧宮川村域)より伊勢の方が標高が低くあたたかいので、大台町ではすでに紅葉がはじまっている実生栽も、こちらではまだ緑色です。

 

アオダモ

 

 

カエデたち

 

 

みずみずしく、おおらかな印象のコナラ。

 

コナラ

 

 

 

こちらが大台町からもっていったヒメシャラ。

紅葉がはじまっていてうつくしいです。

 

ヒメシャラ

 

 

ひとくちに実生栽といっても。

発芽するまでに3年程度かかり、ここまでに育つのに、7〜8年かかっている苗木もあります。

 

広葉樹(落葉樹)の苗木は、冬には葉が落ちて枝だけとなり、見た目は淋しくなってしまいますが、春になるとまた、やわらかい若葉がゆっくりと芽吹いてきます。だんだんと葉っぱが成長していくさまは、なんとも愛らしいです。

 

初々しい新緑のころの苗木がならぶ苗畑は、みずみずしい新緑の山のように、とてもさわやかで和やかです。

秋になると、苗木たちはそれぞれの秋の装いへと紅黄葉していき、常緑の針葉樹の緑とあいまって、とてもにぎやかで色彩豊かな苗畑になります。

 

こうして何回かの四季を過ごした苗木が、実生栽としてこちらに並んでいます。

 

 

 

入れ替えたあとの状態です。

 

紅葉がはじまっている実生栽が彩をそえています。

伊勢路栽苑の実生栽の棚にも、ほんのり秋がやってきました。

 

実生栽

 

 

 

月に1度の入れ替え作業を終えて。

 

大台町苗木生産協議会

 

 

 

 

大台町苗木生産協議会

 

 

 

伊勢から大台町へと帰ってきて、せっかくなので、地域性苗木の苗畑を見学させていただくことにしました。

以前、アロマの現地見学で見学させていただいた場所とは別の苗畑です。

 

 

苗畑にも秋がやってきています。

 

苗畑

 

 

こちらのウリハダカエデの紅葉はまだ先でしょうか。。。

 

苗畑

 

苗畑

 

 

にぎやかなコナラ。

 

苗畑

 

苗畑

 

 

いろんな種類の苗木が、整然とならんでいます。

 

苗畑

 

苗畑

 

苗畑

 

 

蒔かれてからまだ日が浅い苗木も。

 

苗畑

 

 

こちらは、常緑樹の実生栽をあつめたコーナー。

 

実生栽

 

 

 

 

広葉樹の森づくりにはかかせない、地域性苗木。

その一部を一般向けに商品化した「実生栽」。

 

山のものを身近においていただくことで、森づくりの一端を感じていただければ、と思います。

 

 

それでは、

伊勢におこしの際には、ぜひ、おかげ横丁にある伊勢路栽苑さんの実生栽のコーナーにもお立ち寄りください。

 

実生栽

 

ただいま秋バージョンの森になって、お待ちしています木

 

 

| 植栽・地域性苗木 | 15:55 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
9月 初秋の大台ケ原を歩く

JUGEMテーマ:自然風景

JUGEMテーマ:お出かけ

 

 

大台ケ原は、奈良県と三重県の県境である台高山系にあり、

1695mの日出ヶ岳は、日本百名山のひとつでもあります。

 

また、このあたりは、紀伊半島3県にまたがる

吉野熊野国立公園に指定されています。

 

大台ケ原・大峰山・大杉谷ユネスコエコパークはまだ日が浅いですが、

吉野熊野国立公園は、昭和11年に指定され、はや80年が経過しています。

 

 

この大台ケ原は、三重県側へ流れる宮川と和歌山県側への熊野川、

そして奈良県側に流れる吉野川(紀の川)の源流部にあたります。

 

現在は立ち入り禁止になっていますが、

大台ケ原には三津河落山(さんづこうちやま)という場所があり、

3つの川の分水嶺になっています。

 

大台ケ原

 

 

標高1570m前後のこちらの駐車場まで、大台ケ原ドライブウェイが開通したのが昭和36年。

 

天候によっては、濃霧に覆われて視界ほぼ0mになる尾根づたいに

全長およそ19.6kmのドライブウェイを開設するなんて、

当時の高度経済成長の波があってのことだったのだろうと、思います。

 

それでも、そのおかげで、

1695mの山頂まであと約1.7kmの地点まで自動車でいくことができる、とてもアクセスのよい山になっています。

 

近畿地方の百名山は、この大台ケ原山と、お隣の大峰山系の大峰山

(八経ヶ岳。修験道でいう「大峰山」は山上ヶ岳のほうです)と、伊吹山の3つ。

遠方からおこしの場合は、八経ヶ岳と大台ケ原山につづけてのぼられることもあります。

 

この大台ケ原で、森林再生応援団というイベントが毎年開催されています。

 

 

 

今年は、9月の最終日に開催されました。

 

大台ケ原は、日本有数の多雨地帯です。

三重県側の海岸からの直線距離が15〜20Km程度であること、

台風の通り道であったことなどから、屋久島についで雨が多い場所といわれてきました。

 

とくに、昭和34年9月26日、紀伊半島の潮岬に上陸した伊勢湾台風による被害は甚大で、多くの木が倒れたことによって、森林の衰退がはじまりました。

 

立ち枯れの木が広がる正木峠の風景は、「廃墟」という表現をされることもあります。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

伊勢湾台風をきっかけに、その後は、ニホンジカの食害によっても、

森林の衰退は加速しています。

 

ニホンジカが皮をはいだ木。

 

大台ケ原中道

 

 

ラス巻といいますが、

このように幹や根をネットで覆って、シカの食害から木を守ります。

 

ラス巻

 

大台ケ原 ラス巻

 

 

 

それでは、初秋の大台ケ原散歩を。。。

 

中道にあった木。

 

大台ケ原中道

 

 

遠くに立ち枯れの木。

 

大台ケ原中道

 

 

紅葉している木もあります。

 

大台ケ原中道

 

 

そして、オオイタヤメイゲツ。

 

カエデ科カエデ属の広葉樹で、紀伊半島では、比較的高所に生育しています。

このオオイタヤメイゲツが、黄色から橙をへて赤までのグラデーションで紅葉すると、とても繊細でみごたえがあり、あでやかでうつくしいです。

 

大台ケ原の紅黄葉は、よく、錦に織りなす・・・といった形容をされますが、

このオオイタヤメイゲツは、紅葉のメインとなる木のひとつです。

 

大台ケ原オオイタヤメイゲツ

 

 

大台ケ原オオイタヤメイゲツ

 

 

オオイタヤメイゲツのシルエット。

 

大台ケ原オオイタヤメイゲツ

 

 

こちらは新緑のころのオオイタヤメイゲツ。

 

オオイタヤメイゲツ

 

 

中道をこえて正木ヶ原の方へ。

あちこちに立ち枯れの木が点在しています。

 

大台ケ原と大峰山系の一部は、トウヒが生育できる南限で、

この正木ヶ原付近は、伊勢湾台風の前までは、うっそうとしたトウヒ林が

生い茂っていたそうです。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

苔むした切り株。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

訪れた日は、風が強く、乾燥気味でしたが、ひっそりと苔たちも

生育していました。

 

大台ケ原苔

 

 

大台ケ原(東大台)周遊の登山道は、

たいはんが比較的ゆるやかで歩きやすいのですが、

棒雨といわれる滝のように激しい雨がふるときには、いっときで、

道が雨水で川にようになってしまうことがあるので、

こういった手入れがされている場所もあります。

 

大台ケ原登山道

 

 

立ち枯れの木の集団をながめて。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

近くでみるとこんな感じです。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

この木にもラス巻のあとが。

以前の網は金網で、3年ほどで樹皮に食い込んでいました。

 

今回使用したネットは、プラスチック製。

こうして朽ちてしまう鉄網がよいのか、自然に還らないプラスチック製がいいのか。

 

どちらにせよ、いったん保護したのなら、定期的な取り換えが必要です。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

正木ヶ原では、立ち枯れている木や倒木が、完全に風景の一部となっています。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

立ち枯れや倒木の木の間に、のびのびと枝をのばしている低木もあります。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

立ち止まっているだけで、

なんだかいまにも動き出しそうな木たち。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

実生の稚樹がこんなところにも。

 

大台ケ原 稚樹

 

 

立ち枯れの木のまわりには、繁茂するミヤコザサが。

シカはこのミヤコザサを好みます。

 

くくり罠などで年間100頭近くのニホンジカが捕獲されているので、日中にこのあたりでシカを見かけることは少なくなりましたが、夜間や朝方には、シカたちの餌場となっています。

 

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

まわりの風景の移り変わりをみてきた木。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

山肌にある木は、風があたって気温がさがることもあり、紅葉がすすんでいるところも。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

紅葉

 

 

こんなゆったりとした木も。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

正木峠へ。

まるで墓標のような、立ち枯れの木がならぶ斜面。

こういった雰囲気が、「廃墟」と表現されるさまかもしれません。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

正木峠には、植生を守るために木道が整備されています。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

立ち枯れの木の間をぬってのびる木道のまわりには、

緑がのこる低木も彩を添えています。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

晴天の折には、こうして、遠くに尾鷲方面の海が見えます。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

あざやかに紅葉した木。

横に見えるネットは、実生の稚樹をまもるためのもの。

 

こうしてネットで囲うとシカの害を防ぐことはできますが、シカがはいれないことでミヤコザサが大きくなって、トウヒなどの稚樹を覆い隠してしまい、せっかく芽吹いても、日が当たらないことで生育できなくなってしまうとのこと。

 

だから、定期的にササ狩りをして、稚樹に光を当ててあげる必要があるという。。。

 

「守る」という人間目線での行為ですが、

いちど手をかけてしまうと、どこまでも手をかけないといけなくなる。

その連鎖をどこまでし続けるのか。

 

ひとつの課題ですね。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

うっそうとしたトウヒ林だったころには、なかっただろう景観。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

環境省の近畿地方環境事務所の所長さんがおっしゃってました。

 

ーー

大台ケ原というと、伊勢湾台風まえのうっそうとした森林を思い浮かべる人もいるが、台風後の立ち枯れの木の風景を思う人も多くなった。

 

森林の再生と保護といっても、どこをめざすのか。

(どちらの風景が自然なのか)

どこまでするのか、おもいあぐねる部分もある。

 

けれども、とりあえず、いま残っている木をシカの食害から守り、

寿命をのばすことは、必要なんじゃないか。

ーー

 

自然のことは、実は、はっきりとした正解はないのかもしれません。

 

自然のサイクルは、人間の一生よりも長い。

 

自然災害という言葉も、人間目線であって、

長い自然のサイクルの一部の自然現象でしかない。

 

自然を守ると人間がいっても、

長い自然のサイクルのほんといっときに、

人間目線の手をほんの少しくわえるだけにすぎないのかもしれない。

 

国立公園で、環境省の要職のかたのやわらかい物言いに触れて、明解な答えのないなかでの行政の一端を感じて、なんだかほっとしました。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

いま、現在の正木峠の、これが自然な姿。

 

空にも海にも近い大台ケ原では、自由に広がる雲も、むこうに見える海も、すがすがしい気分にさせてくれます。

 

大台ケ原 正木峠

 

大台ケ原 海

 

大台ケ原 正木峠

 

 

木道のかたわらで確実に育っている幼い木。

 

大台ケ原 稚樹

 

 

正木峠も頂上近くなると、まわりのシロヤシオが深紅に紅葉しています。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

こちらがシロヤシオ。

枝先に5枚の葉が輪生状につくので、ゴヨウ(五葉)ツツジといわれることも。

(シロヤシオの花は、敬宮愛子さまのお印に用いられています。)

 

大台ケ原 シロヤシオ

 

 

こちらがシロヤシオの花。

大台ケ原では、5月の終わりから6月にかけて咲きます。

 

大台ケ原では5月に咲くシャクナゲが有名ですが、シャクナゲが終わったあと、このシロヤシオの上品な白い花が咲き乱れるときも、とても初々しくうつくしい季節です。

 

シロヤシオ

 

こちらはめずらしい、少しピンクがかかった花。

 

 

シロヤシオ

 

シロヤシオ

 

 

シロヤシオは、このあたりでは、比較的早くから紅葉しはじめます。

真っ赤に紅葉しているさまは、まるで、赤い花のようです。

 

大台ケ原 シロヤシオ

 

 

 

正木峠から最高峰の日出ヶ岳(ひでがだけ、1695m)をながめて。

 

三重県側の大杉谷へと下る約14kmの登山道は、この日出ヶ岳山頂からはじまっています。

 

大台ケ原 日出ヶ岳

 

 

早朝には、このように雲が流れるさまをみあげることができます。


雲

 

 

・・・

シロヤシオのトンネルをくぐって正木峠をくだっていきます。

 

大台ケ原 シロヤシオ

 

 

生育過程を想像してしまう木。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

なんだか愉快ないでたちの木。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

天然ヒノキのみずみずしい葉。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

正木峠と日出ヶ岳の間の展望台から、大杉谷方面を見下ろして。

 

大台ケ原 大杉谷方面

 

 

海側(三重県側)の斜面の、苔むした倒木。

 

大台ケ原 大杉谷方面

 

大台ケ原

 

 

この先に日出ヶ岳があります。

 

大台ケ原 日出ヶ岳へ

 

 

日出ヶ岳から駐車場へと帰る道は、奈良県側の斜面にあたるので、森林が残っています。

 

大台ケ原

 

 

 

大台ケ原にはこのほかにも、大蛇瑤箸いΩごたえある絶壁もあります。

 

大蛇ぐら

 

 

 

山の上は、雲の流れがはやいので、雲に覆われた大蛇瑤ら、みるみるうち雲がはれ、あちらの不動返しが視界にあらわれてくるさまも圧巻です。

 

大蛇

 

 

 

また、大台ケ原やドライブウェイの一部には、霧氷がつくポイントもあります。

まるで満開の花のよう。

 

霧氷

 

 

 

5月のゴールデンウィークに霧氷がついた年も。

 

霧氷

 

 

 

 

吉野熊野国立公園の特別保護地区に指定されている大台ケ原。

 

森林の再生とは?森林の保護とは?シカの食害って?

山々の、もっとも自然な姿とは?

 

大台ケ原は、廃墟か神殿あとのような立ち枯れの木が、なんだか神々しくみえてくるような場所。

 

移り変わってゆく自然の姿を感じ、自然と人間の関係について、ちょっと足をとめてかんがえてみたくなるような場所でもあります。

 

 

シロヤシオ

 

 

大台ケ原の周遊コース(東大台)での紅葉のピークは、

例年ですと10月20日前後。

それから日を追って、紅葉が低い場所へとくだっていきます。

 

近鉄電車吉野線大和上市駅から大台ケ原まで、奈良交通の特急バスがでていますので、秋のおでかけにどうぞ。

 

 

| 地域情報 | 18:00 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
瀧原宮(三重県大紀町)〜伊勢神宮(内宮)別宮〜

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JUGEMテーマ:お出かけ

 

 

三重県大台町は、伊勢湾へと注ぐ宮川の上中流域にあります。

 

かつては伊勢神宮の遷宮の用材を伐りだす山、

御杣山(みそまやま)でもあったこのあたりは、奥伊勢と呼ばれます。

 

伊勢神宮(内宮、外宮)へのアクセスも、高速道路経由だと1時間あまり。

 

 

伊勢神宮は、なんといっても木々がたいへんいきいきしている感じがします。

 

こちらは、9月に訪れた外宮の木。

 

伊勢外宮

 

伊勢神宮の木

 

 

 

伊勢神宮にはいくつかの別宮がありますが、

内宮さんの別宮のひとつ、瀧原宮は、大台町のとなり、大紀町にあります。

 

9月に訪れたときは、もう夕暮れどき。

 

内宮さんの五十鈴川のように、参道のすぐ横を流れる川は、

なんともいえないおもむきがありました。

 

瀧原宮

 

 

境内の木は、ここでも、とてものびやかです。

 

瀧原宮の木

 

 

伊勢神宮は内宮、外宮ともすばらしい場所ですが、

別宮である、月読宮、伊雑宮、こちらの瀧原宮なども、

独特なたたずまいの場所です。

 

お伊勢さんにおこしの際は、

こういった別宮へも立ち寄っていただけたら、、、と思います。

 

瀧原宮参道

| 地域情報 | 17:37 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
9月、日本ミツバチの巣から(蜜蝋クリーム)

JUGEMテーマ:自然風景

 

 

春から巣箱に巣作りしていたミツバチ。

いよいよハチミツを取り出します。

 

巣箱

 

 

今年は、

近隣の地区では、ミツバチがこなかった巣箱も多かったとのことですが、

こちらの巣箱には、巣作りをしてくれました。

 

ニホンミツバチ

 

 

巣箱の中の暗がりでは、このように巣作りが行われていました。

 

巣の中

 

 

取り出した蜂の巣です。

 

取り出した蜂の巣

 

 

こちらは別の蜂の巣の状態。

 

蜂の巣

 

 

養蜂の目的は、ハチミツを得ること。

巣はハチミツを取り出したあとの残骸です。

 

そのまま捨ててしまわれることも多いハチミツの残骸から、

ていねいにていねいに不純物を取り除いて、蜜蝋を精製していきます。

 

ミツバチがつむぎだした、規則正しい六角形。

 

精製を経て

 

 

ニホンミツバチ自体が少なくなってきていますし、

蜜蝋の精製は、とても手がかかる作業です。

 

それでも、

蜜蝋は、それだけ時間をかける価値がある、とてもありがたい自然の恵みです。

 

ユネスコエコパークの町、三重県大台町で育まれた天然の成分。

 

 

 

Odaiのレザー&ウッドトリートメントは、

こうして精製した天然の蜜蝋を、漂白しないまま配合し、

森の樹木アロマで香りづけした蜜蝋クリームです。

 

蜜蝋クリーム

 

 

ミツバチと人間の、

ていねいな作業を重ねてうみだされた

奥伊勢の自然の恵みがぎっしりと詰まった商品を、ぜひお試しください。

 

蜜蝋クリーム

 

 

 

 

 

 

| 和精油(森のアロマ) | 17:00 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
8月 エメラルドグリーンの大杉谷

JUGEMテーマ:登山

JUGEMテーマ:自然風景

JUGEMテーマ:お出かけ

 

 

8月の終わりの休日、エメラルドグリーンの大杉谷へでかけてきました。

 

 

なんといっても、大杉谷のメインは、エメラルドグリーンの川面です。

すみわたった水のうつくしいこと。。。

 

川面

 

 

 

ところどころにかかる、吊り橋。

 

吊り橋

 

 

川の水や雨や風がつくりあげた自然の造形。

 

川

 

 

切り立った断崖。

こちらは、平等ぐら。

 

岩

 

 

さきほどの吊り橋を、振り返って。

 

吊り橋

 

 

ところどころに流れ落ちる滝。

 

滝

 

 

本流が滝になっている場所は、もちろん迫力があって豪快ですが、

支流の滝が潔く流れ落ちるさまも、けっこう見ごたえがあります。

 

滝

 

 

こうして滝の水をあつめながら、

エメラルドグリーンの川はゆっくりと流れていきます。

 

川面

 

 

そうして、シシ淵へ。

 

大杉谷を紹介する映像で、よくとりあげられるポイントです。

登山道の登り口からは、約3時間の場所。

 

 

シシ淵

 

 

大杉谷の登山道は中級者向けの道で、鎖場など厳しい場所も多く、

たいていは、眼下に川を見下ろして歩いていくのですが、

ここシシ淵では、エメラルドグリーンの川面をまじかに楽しむことができます。

 

滝も少し離れた場所にあるので、

シシ淵がまとうのは、そこはかとない静寂。

 

気の抜けない登山道がつづく渓谷にあって、

足元を気にせず、落ち着いて休息できる場所のひとつなので、

気持ちもやんわり、静かに穏やかになってゆきます。

 

シシ淵

 

 

近くでみると、遠目にはエメラルドグリーンにみえた水は、どこまでも澄んで

無色透明であることがわかります。

 

シシ淵

 

 

奥に滝をながめて。

シシ渕を紹介するとき、よくみかける構図です。

 

切り立った岩の奥に、すうっと落ちる滝、

まるで、岩の奥は別世界であるかのような錯覚におちいる、

この遠近感が、なんともいえないシシ渕の味わいです。

 

シシ淵

 

 

シシ渕をあとにして、また、エメラルドグリーンの川面を見下ろします。

 

川面

 

 

夕暮れどき、別の場所からみた川面。

 

川面

 

 

エメラルドグリーンの渓谷は、いろいろ表情を変えながら、

岩を削り、岩を砕き、岩を運んで、流れていきます。

 

川面

 

 

こちらは桃の木小屋。

ふもとの登山口から、大台ケ原の日出ヶ岳まで約14kmつづく登山道の

なかばにある山小屋です。

 

川の横にあるので、川の流れる音がBGMです。

携帯電話は圏外になるこの登山道で、川の流れをききながらのんびり過ごすと、

日常のもろもろから離れて、こころからゆっくりできる気がします。

 

桃の木小屋

 

 

大杉谷は、大台ケ原・大峰山・大杉谷ユネスコエコパークの核心地域です。

 

骨太でダイナミックな自然の造形美をたんのうし、

携帯電話の電源を切って、

刻々ともたらされる情報や人とのつながりからいったん離れてみると、

 

いままでとは違った自分とであえるかもしれません。

 

 

夕暮れ

 

谷の夕暮れ。。。

 

 

 

ミズナラ

 

 

登山道からは少し離れた場所で、

立派なミズナラやツガ、コウヤマキにであいました。

 

どっしりとした落ち着いた雰囲気に、たくさんの樹々を育んできた、

この森が過ごしてきた濃密な時間にふれた気がしました。

 

コウヤマキ

 

 

タムシバでさえ、こんなに大きく生長できてしまう森。

 

タムシバ

 

 

こんなキノコも。

 

キノコ

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