みやしんブログ(宮川森林組合)

未来に引き継ぐ豊かな森林。緑の森や林を守り育てる仕事をしています。
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10月 伊勢内宮 おかげ横丁の実生栽

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実生栽は、地域性苗木のうち、発育状況がいまひとつのもの、枝ぶりがユニークなものを小さな鉢に植えたミニ盆栽です。

苗木にあった土づくりをし、苔で土の表面を覆って保湿に配慮しています。

 

実生栽

 

たくさん採った種から芽吹いた仲間の苗木たちは、いずれ植栽によって山に還り、森へと育っていきます。

 

なんとなく、森の一部が、身近にあるようなかんかく。

 

盆栽という扱いのため、針金をまいて枝ぶりや見栄えを調整することもあるのですが、基本的にはあまり作り込むことなく、自然に近い形で、「森の一部」をご自宅で・・・というのがコンセプトです。

 

もちろん、

大台町の森といっても、宮川の中流域から、大台ケ原の手前の標高約1600m程度までのさまざまの場所がありますので、もともとは標高の高い場所に生育する樹木の苗木もあります。

 

「実生栽」として販売する際には、1つ1つの苗木の生育条件をご説明できていないのが現状ですが、適度の太陽の光と風(空気の流れと寒暖差)と、水があれば、基本的に、そこそこ生きながらえてくれるものかと思います。

 

 

こちらの実生栽を、この夏ごろから、伊勢内宮のおかげ横丁にある「伊勢路栽苑」さんで展示販売していただいています。

(伊勢路栽苑スマートフォンサイト

 

伊勢路栽苑では、盆栽や山野草などの植木が展示販売されています。

観光客が多い伊勢という土地柄、東京方面のお客さまがご購入くださることも多いとか。

 

伊勢路栽苑は、神宮会館のほん近くあります。

 

 

伊勢路栽苑

 

 

お店の入り口にかかる看板。

 

おかげ横丁

 

 

まだオープン前の店内にはいると・・・

 

おかげ横丁

 

 

正面にはこんな感じで、堂々とした盆栽がならんでいます。

 

その奥に、

 

盆栽

 

 

実生栽がならんでいるコーナーがあります。

 

実生栽

 

 

大台町苗木生産協議会のかたが、1ヶ月に1回、商品の入れ替えをしにいっておられます。

 

実生栽

 

 

こちらは、実生栽の前にある盆栽だな。

かわいらしい根株がなんともいえない味わいです。

 

盆栽

 

 

大台町(旧宮川村域)より伊勢の方が標高が低くあたたかいので、大台町ではすでに紅葉がはじまっている実生栽も、こちらではまだ緑色です。

 

アオダモ

 

 

カエデたち

 

 

みずみずしく、おおらかな印象のコナラ。

 

コナラ

 

 

 

こちらが大台町からもっていったヒメシャラ。

紅葉がはじまっていてうつくしいです。

 

ヒメシャラ

 

 

ひとくちに実生栽といっても。

発芽するまでに3年程度かかり、ここまでに育つのに、7〜8年かかっている苗木もあります。

 

広葉樹(落葉樹)の苗木は、冬には葉が落ちて枝だけとなり、見た目は淋しくなってしまいますが、春になるとまた、やわらかい若葉がゆっくりと芽吹いてきます。だんだんと葉っぱが成長していくさまは、なんとも愛らしいです。

 

初々しい新緑のころの苗木がならぶ苗畑は、みずみずしい新緑の山のように、とてもさわやかで和やかです。

秋になると、苗木たちはそれぞれの秋の装いへと紅黄葉していき、常緑の針葉樹の緑とあいまって、とてもにぎやかで色彩豊かな苗畑になります。

 

こうして何回かの四季を過ごした苗木が、実生栽としてこちらに並んでいます。

 

 

 

入れ替えたあとの状態です。

 

紅葉がはじまっている実生栽が彩をそえています。

伊勢路栽苑の実生栽の棚にも、ほんのり秋がやってきました。

 

実生栽

 

 

 

月に1度の入れ替え作業を終えて。

 

大台町苗木生産協議会

 

 

 

 

大台町苗木生産協議会

 

 

 

伊勢から大台町へと帰ってきて、せっかくなので、地域性苗木の苗畑を見学させていただくことにしました。

以前、アロマの現地見学で見学させていただいた場所とは別の苗畑です。

 

 

苗畑にも秋がやってきています。

 

苗畑

 

 

こちらのウリハダカエデの紅葉はまだ先でしょうか。。。

 

苗畑

 

苗畑

 

 

にぎやかなコナラ。

 

苗畑

 

苗畑

 

 

いろんな種類の苗木が、整然とならんでいます。

 

苗畑

 

苗畑

 

苗畑

 

 

蒔かれてからまだ日が浅い苗木も。

 

苗畑

 

 

こちらは、常緑樹の実生栽をあつめたコーナー。

 

実生栽

 

 

 

 

広葉樹の森づくりにはかかせない、地域性苗木。

その一部を一般向けに商品化した「実生栽」。

 

山のものを身近においていただくことで、森づくりの一端を感じていただければ、と思います。

 

 

それでは、

伊勢におこしの際には、ぜひ、おかげ横丁にある伊勢路栽苑さんの実生栽のコーナーにもお立ち寄りください。

 

実生栽

 

ただいま秋バージョンの森になって、お待ちしています木

 

 

| 植栽・地域性苗木 | 15:55 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
のまたの森(7年後)

 

のまたの森」その後です。

 

約7年が経過し、まるでジャングルのように木が生い茂っています。

 

植栽地

| 植栽・地域性苗木 | 08:33 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
「主伐時代に備える」に掲載されました。(大台町苗木生産協議会)

 

林業改良普及双書 No.184

 

「主伐時代に備える

 −皆伐施業ガイドラインから再造林まで−」

 

 

 

宮川森林組合が事務局を担当する大台町苗木生産協議会の

事例が掲載されました!

 

 

第3編 再造林苗木をどう確保するか−地域自給型生産を探る

 

事例2 植樹設計と連動した地域性苗木づくり

 

 

book書籍の紹介ページは こちら です。

 

(全林協 一般社団法人 全国林業改良普及協会のページへ)

 

| 植栽・地域性苗木 | 12:15 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
「現代林業」2016年8月号に宮川森林組合が掲載されました!

「再造林苗木をどう確保するか?」特集に「植樹設計と連動した地域性苗木づくり 大台町苗木生産協議会(三重県)」が掲載されました。

 

現代林業8月号

 

「現代林業」へ

| 植栽・地域性苗木 | 13:13 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
6年経過の植栽地

JUGEMテーマ:自然風景

 

石の上にも三年、その後です。

 

植樹から6年経過した森の姿です。

 

植栽

| 植栽・地域性苗木 | 08:18 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
のまたの森
 

大台町桧原のほたるの里公園では、のまたの森として数年前から様々な事業で植栽を行っています。

これまでに1
0数m四方のパッチが合わせて13
設置され、ランダム集中配植による植樹を実施しています。

小さくパッチ状に囲むことで、シカによる食害を防いでいます。

また、植栽間隔に粗密を付けることで、階層構造が発達した異齢林を形成しようと考えています。



81日には森林組合で行われた自然配植技術協会の総会の一環として、ほたるの里公園で植栽も実施しました。

今回は、専門家の方に指導を受けながら、パッチ内に石組みをし、ホンシャクナゲ、オンツツジ、ナナカマドといった樹種を植栽しました。

道路沿いということで地形の変化が少ない場所ですが、少しの工夫でより自然に近い環境をつくることができ、ストレスのある環境で育つ樹種も植栽することができます。



お盆が過ぎても猛暑日が続き、その後、生育状況が心配でしたが、丁寧に植えていただいたおかげで、元気に生育しています。

将来はこの場所に宮川上流部の自然と一体となるような「のまたの森」ができればいいなと思います。




| 植栽・地域性苗木 | 16:05 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
石の上にも三年!?

こんにちは。

もう盆休みの方もおられると思いますが、台風の接近に伴い、
空模様がパッとしない日々が続いております。

盆くらいはすかっと晴れてほしいものですね。


さてその雨なのですが、植物にとってはとてもありがたいものとなっております。

その雨のおかげか!?
「富士通中部システムズ企業の森」の植栽現場の巡視に行ったところ、
植栽した苗木が大きく成長していたので、とても感動いたしました。

以下に植栽時〜現在の経過写真をまとめてみましたのでご覧ください。


H19年植栽直後写真




植栽後1年経過時写真




植栽後1年10ヶ月経過時写真




植栽後2年9ヶ月経過時写真





植栽時は80cm前後の小さな苗木でしたが3年も経たないうちに、
こんなに大きく成長しました。

あと10年、20年も経てばかなり森らしくなると思います。

他にも色々な植栽現場がありますので、
手入れをしっかりとして成長を見守っていきたいと思います。

| 植栽・地域性苗木 | 08:31 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
シカ問題を考える
2月21日に奈良教育大学にて開催された森林再生支援センター主催のシンポジウム
「シカが森を壊す、山を崩す?」に行ってきました。


シカの食害は森林に関わる人にとって大きな問題となっていますが、
今回のシンポジウムでは、シカの増加がもたらす斜面崩壊が、その地域に暮らす人にとっても脅威となっていることまで含め、今後のシカ対策について講演、議論が行われました。しかし、やはり簡単に答えの出る問題ではありません。

第2業務課が取り組んでいる植栽事業の方は、
ちょうど防鹿柵の設置が完了したところです。
この植栽現場では過去にもいくつかのシカの食害対策を実施していますが、
結果は…


例えば植栽地全体を囲む「ゾーンディフェンス」という方法では、
ネットが破られ、シカ道がはっきり。

過去の失敗を踏まえ、
数年前からパッチディフェンスという方法に切り替えました。


写真のように小さく囲むことでシカの侵入を防ぐことができます。

シンポジウムの講演資料の最後に、
人間社会の急速な変化や単一化の進行が獣害被害の実態であり…
多様性を取り戻すことこそ、最も近道の獣害防止である…
とありました。

今、山で起こっている食害や斜面崩壊の原因が、
私たち人間がこれまで急速に進めた林業にあるとすれば、
私たちが責任をもって、多様な森を再生する方法を
考えていく必要があるのではないかと思います。

第2業務課 中須
| 植栽・地域性苗木 | 20:49 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
50年先を考える
1月、2月と経ち段々と忙しくなってまいりました。
当組合、第二業務課の方では只今、植栽事業の真っ最中です。

「植栽」と聞くと、ただ木を植えるだけの単調な仕事に思えますが、
ところがどっこいです!

我々が行うのは植栽の中でも「※自然配植」という技術を用いた
植栽です。50年後100年後の森林を考えます。

(※自然配植の詳しい説明につきましては、少し長くなるので自然配植技術協会HPをご覧いただければ幸いです。)

心・技・体、人間の3大要素を駆使して行います。

少し言い過ぎですが・・・。

しかし!心と体は駆使します。

私は組合に入ってまだ一年の新米ですので技がない分、
心と体でカバーします。

今は木を植える前の段階、「下刈り」を行っています。
これが意外と大変なんです・・・。





※パッチ※を設定しその回りの雑草を刈っていく作業です。

まだまだ寒いですが、これからより多くの人に自然配植を知っていただけるよう頑張っていきたいと思います!






| 植栽・地域性苗木 | 21:50 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP