みやしんブログ(宮川森林組合)

未来に引き継ぐ豊かな森林。緑の森や林を守り育てる仕事をしています。
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9月 初秋の大台ケ原を歩く

JUGEMテーマ:自然風景

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大台ケ原は、奈良県と三重県の県境である台高山系にあり、

1695mの日出ヶ岳は、日本百名山のひとつでもあります。

 

また、このあたりは、紀伊半島3県にまたがる

吉野熊野国立公園に指定されています。

 

大台ケ原・大峰山・大杉谷ユネスコエコパークはまだ日が浅いですが、

吉野熊野国立公園は、昭和11年に指定され、はや80年が経過しています。

 

 

この大台ケ原は、三重県側へ流れる宮川と和歌山県側への熊野川、

そして奈良県側に流れる吉野川(紀の川)の源流部にあたります。

 

現在は立ち入り禁止になっていますが、

大台ケ原には三津河落山(さんづこうちやま)という場所があり、

3つの川の分水嶺になっています。

 

大台ケ原

 

 

標高1570m前後のこちらの駐車場まで、大台ケ原ドライブウェイが開通したのが昭和36年。

 

天候によっては、濃霧に覆われて視界ほぼ0mになる尾根づたいに

全長およそ19.6kmのドライブウェイを開設するなんて、

当時の高度経済成長の波があってのことだったのだろうと、思います。

 

それでも、そのおかげで、

1695mの山頂まであと約1.7kmの地点まで自動車でいくことができる、とてもアクセスのよい山になっています。

 

近畿地方の百名山は、この大台ケ原山と、お隣の大峰山系の大峰山

(八経ヶ岳。修験道でいう「大峰山」は山上ヶ岳のほうです)と、伊吹山の3つ。

遠方からおこしの場合は、八経ヶ岳と大台ケ原山につづけてのぼられることもあります。

 

この大台ケ原で、森林再生応援団というイベントが毎年開催されています。

 

 

 

今年は、9月の最終日に開催されました。

 

大台ケ原は、日本有数の多雨地帯です。

三重県側の海岸からの直線距離が15〜20Km程度であること、

台風の通り道であったことなどから、屋久島についで雨が多い場所といわれてきました。

 

とくに、昭和34年9月26日、紀伊半島の潮岬に上陸した伊勢湾台風による被害は甚大で、多くの木が倒れたことによって、森林の衰退がはじまりました。

 

立ち枯れの木が広がる正木峠の風景は、「廃墟」という表現をされることもあります。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

伊勢湾台風をきっかけに、その後は、ニホンジカの食害によっても、

森林の衰退は加速しています。

 

ニホンジカが皮をはいだ木。

 

大台ケ原中道

 

 

ラス巻といいますが、

このように幹や根をネットで覆って、シカの食害から木を守ります。

 

ラス巻

 

大台ケ原 ラス巻

 

 

 

それでは、初秋の大台ケ原散歩を。。。

 

中道にあった木。

 

大台ケ原中道

 

 

遠くに立ち枯れの木。

 

大台ケ原中道

 

 

紅葉している木もあります。

 

大台ケ原中道

 

 

そして、オオイタヤメイゲツ。

 

カエデ科カエデ属の広葉樹で、紀伊半島では、比較的高所に生育しています。

このオオイタヤメイゲツが、黄色から橙をへて赤までのグラデーションで紅葉すると、とても繊細でみごたえがあり、あでやかでうつくしいです。

 

大台ケ原の紅黄葉は、よく、錦に織りなす・・・といった形容をされますが、

このオオイタヤメイゲツは、紅葉のメインとなる木のひとつです。

 

大台ケ原オオイタヤメイゲツ

 

 

大台ケ原オオイタヤメイゲツ

 

 

オオイタヤメイゲツのシルエット。

 

大台ケ原オオイタヤメイゲツ

 

 

こちらは新緑のころのオオイタヤメイゲツ。

 

オオイタヤメイゲツ

 

 

中道をこえて正木ヶ原の方へ。

あちこちに立ち枯れの木が点在しています。

 

大台ケ原と大峰山系の一部は、トウヒが生育できる南限で、

この正木ヶ原付近は、伊勢湾台風の前までは、うっそうとしたトウヒ林が

生い茂っていたそうです。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

苔むした切り株。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

訪れた日は、風が強く、乾燥気味でしたが、ひっそりと苔たちも

生育していました。

 

大台ケ原苔

 

 

大台ケ原(東大台)周遊の登山道は、

たいはんが比較的ゆるやかで歩きやすいのですが、

棒雨といわれる滝のように激しい雨がふるときには、いっときで、

道が雨水で川にようになってしまうことがあるので、

こういった手入れがされている場所もあります。

 

大台ケ原登山道

 

 

立ち枯れの木の集団をながめて。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

近くでみるとこんな感じです。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

この木にもラス巻のあとが。

以前の網は金網で、3年ほどで樹皮に食い込んでいました。

 

今回使用したネットは、プラスチック製。

こうして朽ちてしまう鉄網がよいのか、自然に還らないプラスチック製がいいのか。

 

どちらにせよ、いったん保護したのなら、定期的な取り換えが必要です。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

正木ヶ原では、立ち枯れている木や倒木が、完全に風景の一部となっています。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

立ち枯れや倒木の木の間に、のびのびと枝をのばしている低木もあります。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

立ち止まっているだけで、

なんだかいまにも動き出しそうな木たち。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

実生の稚樹がこんなところにも。

 

大台ケ原 稚樹

 

 

立ち枯れの木のまわりには、繁茂するミヤコザサが。

シカはこのミヤコザサを好みます。

 

くくり罠などで年間100頭近くのニホンジカが捕獲されているので、日中にこのあたりでシカを見かけることは少なくなりましたが、夜間や朝方には、シカたちの餌場となっています。

 

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

まわりの風景の移り変わりをみてきた木。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

山肌にある木は、風があたって気温がさがることもあり、紅葉がすすんでいるところも。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

紅葉

 

 

こんなゆったりとした木も。

 

大台ケ原正木ヶ原

 

 

正木峠へ。

まるで墓標のような、立ち枯れの木がならぶ斜面。

こういった雰囲気が、「廃墟」と表現されるさまかもしれません。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

正木峠には、植生を守るために木道が整備されています。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

立ち枯れの木の間をぬってのびる木道のまわりには、

緑がのこる低木も彩を添えています。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

晴天の折には、こうして、遠くに尾鷲方面の海が見えます。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

あざやかに紅葉した木。

横に見えるネットは、実生の稚樹をまもるためのもの。

 

こうしてネットで囲うとシカの害を防ぐことはできますが、シカがはいれないことでミヤコザサが大きくなって、トウヒなどの稚樹を覆い隠してしまい、せっかく芽吹いても、日が当たらないことで生育できなくなってしまうとのこと。

 

だから、定期的にササ狩りをして、稚樹に光を当ててあげる必要があるという。。。

 

「守る」という人間目線での行為ですが、

いちど手をかけてしまうと、どこまでも手をかけないといけなくなる。

その連鎖をどこまでし続けるのか。

 

ひとつの課題ですね。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

うっそうとしたトウヒ林だったころには、なかっただろう景観。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

環境省の近畿地方環境事務所の所長さんがおっしゃってました。

 

ーー

大台ケ原というと、伊勢湾台風まえのうっそうとした森林を思い浮かべる人もいるが、台風後の立ち枯れの木の風景を思う人も多くなった。

 

森林の再生と保護といっても、どこをめざすのか。

(どちらの風景が自然なのか)

どこまでするのか、おもいあぐねる部分もある。

 

けれども、とりあえず、いま残っている木をシカの食害から守り、

寿命をのばすことは、必要なんじゃないか。

ーー

 

自然のことは、実は、はっきりとした正解はないのかもしれません。

 

自然のサイクルは、人間の一生よりも長い。

 

自然災害という言葉も、人間目線であって、

長い自然のサイクルの一部の自然現象でしかない。

 

自然を守ると人間がいっても、

長い自然のサイクルのほんといっときに、

人間目線の手をほんの少しくわえるだけにすぎないのかもしれない。

 

国立公園で、環境省の要職のかたのやわらかい物言いに触れて、明解な答えのないなかでの行政の一端を感じて、なんだかほっとしました。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

いま、現在の正木峠の、これが自然な姿。

 

空にも海にも近い大台ケ原では、自由に広がる雲も、むこうに見える海も、すがすがしい気分にさせてくれます。

 

大台ケ原 正木峠

 

大台ケ原 海

 

大台ケ原 正木峠

 

 

木道のかたわらで確実に育っている幼い木。

 

大台ケ原 稚樹

 

 

正木峠も頂上近くなると、まわりのシロヤシオが深紅に紅葉しています。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

こちらがシロヤシオ。

枝先に5枚の葉が輪生状につくので、ゴヨウ(五葉)ツツジといわれることも。

(シロヤシオの花は、敬宮愛子さまのお印に用いられています。)

 

大台ケ原 シロヤシオ

 

 

こちらがシロヤシオの花。

大台ケ原では、5月の終わりから6月にかけて咲きます。

 

大台ケ原では5月に咲くシャクナゲが有名ですが、シャクナゲが終わったあと、このシロヤシオの上品な白い花が咲き乱れるときも、とても初々しくうつくしい季節です。

 

シロヤシオ

 

こちらはめずらしい、少しピンクがかかった花。

 

 

シロヤシオ

 

シロヤシオ

 

 

シロヤシオは、このあたりでは、比較的早くから紅葉しはじめます。

真っ赤に紅葉しているさまは、まるで、赤い花のようです。

 

大台ケ原 シロヤシオ

 

 

 

正木峠から最高峰の日出ヶ岳(ひでがだけ、1695m)をながめて。

 

三重県側の大杉谷へと下る約14kmの登山道は、この日出ヶ岳山頂からはじまっています。

 

大台ケ原 日出ヶ岳

 

 

早朝には、このように雲が流れるさまをみあげることができます。


雲

 

 

・・・

シロヤシオのトンネルをくぐって正木峠をくだっていきます。

 

大台ケ原 シロヤシオ

 

 

生育過程を想像してしまう木。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

なんだか愉快ないでたちの木。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

天然ヒノキのみずみずしい葉。

 

大台ケ原 正木峠

 

 

正木峠と日出ヶ岳の間の展望台から、大杉谷方面を見下ろして。

 

大台ケ原 大杉谷方面

 

 

海側(三重県側)の斜面の、苔むした倒木。

 

大台ケ原 大杉谷方面

 

大台ケ原

 

 

この先に日出ヶ岳があります。

 

大台ケ原 日出ヶ岳へ

 

 

日出ヶ岳から駐車場へと帰る道は、奈良県側の斜面にあたるので、森林が残っています。

 

大台ケ原

 

 

 

大台ケ原にはこのほかにも、大蛇瑤箸いΩごたえある絶壁もあります。

 

大蛇ぐら

 

 

 

山の上は、雲の流れがはやいので、雲に覆われた大蛇瑤ら、みるみるうち雲がはれ、あちらの不動返しが視界にあらわれてくるさまも圧巻です。

 

大蛇

 

 

 

また、大台ケ原やドライブウェイの一部には、霧氷がつくポイントもあります。

まるで満開の花のよう。

 

霧氷

 

 

 

5月のゴールデンウィークに霧氷がついた年も。

 

霧氷

 

 

 

 

吉野熊野国立公園の特別保護地区に指定されている大台ケ原。

 

森林の再生とは?森林の保護とは?シカの食害って?

山々の、もっとも自然な姿とは?

 

大台ケ原は、廃墟か神殿あとのような立ち枯れの木が、なんだか神々しくみえてくるような場所。

 

移り変わってゆく自然の姿を感じ、自然と人間の関係について、ちょっと足をとめてかんがえてみたくなるような場所でもあります。

 

 

シロヤシオ

 

 

大台ケ原の周遊コース(東大台)での紅葉のピークは、

例年ですと10月20日前後。

それから日を追って、紅葉が低い場所へとくだっていきます。

 

近鉄電車吉野線大和上市駅から大台ケ原まで、奈良交通の特急バスがでていますので、秋のおでかけにどうぞ。

 

 

| 地域情報 | 18:00 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
瀧原宮(三重県大紀町)〜伊勢神宮(内宮)別宮〜

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三重県大台町は、伊勢湾へと注ぐ宮川の上中流域にあります。

 

かつては伊勢神宮の遷宮の用材を伐りだす山、

御杣山(みそまやま)でもあったこのあたりは、奥伊勢と呼ばれます。

 

伊勢神宮(内宮、外宮)へのアクセスも、高速道路経由だと1時間あまり。

 

 

伊勢神宮は、なんといっても木々がたいへんいきいきしている感じがします。

 

こちらは、9月に訪れた外宮の木。

 

伊勢外宮

 

伊勢神宮の木

 

 

 

伊勢神宮にはいくつかの別宮がありますが、

内宮さんの別宮のひとつ、瀧原宮は、大台町のとなり、大紀町にあります。

 

9月に訪れたときは、もう夕暮れどき。

 

内宮さんの五十鈴川のように、参道のすぐ横を流れる川は、

なんともいえないおもむきがありました。

 

瀧原宮

 

 

境内の木は、ここでも、とてものびやかです。

 

瀧原宮の木

 

 

伊勢神宮は内宮、外宮ともすばらしい場所ですが、

別宮である、月読宮、伊雑宮、こちらの瀧原宮なども、

独特なたたずまいの場所です。

 

お伊勢さんにおこしの際は、

こういった別宮へも立ち寄っていただけたら、、、と思います。

 

瀧原宮参道

| 地域情報 | 17:37 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
8月 エメラルドグリーンの大杉谷

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8月の終わりの休日、エメラルドグリーンの大杉谷へでかけてきました。

 

 

なんといっても、大杉谷のメインは、エメラルドグリーンの川面です。

すみわたった水のうつくしいこと。。。

 

川面

 

 

 

ところどころにかかる、吊り橋。

 

吊り橋

 

 

川の水や雨や風がつくりあげた自然の造形。

 

川

 

 

切り立った断崖。

こちらは、平等ぐら。

 

岩

 

 

さきほどの吊り橋を、振り返って。

 

吊り橋

 

 

ところどころに流れ落ちる滝。

 

滝

 

 

本流が滝になっている場所は、もちろん迫力があって豪快ですが、

支流の滝が潔く流れ落ちるさまも、けっこう見ごたえがあります。

 

滝

 

 

こうして滝の水をあつめながら、

エメラルドグリーンの川はゆっくりと流れていきます。

 

川面

 

 

そうして、シシ淵へ。

 

大杉谷を紹介する映像で、よくとりあげられるポイントです。

登山道の登り口からは、約3時間の場所。

 

 

シシ淵

 

 

大杉谷の登山道は中級者向けの道で、鎖場など厳しい場所も多く、

たいていは、眼下に川を見下ろして歩いていくのですが、

ここシシ淵では、エメラルドグリーンの川面をまじかに楽しむことができます。

 

滝も少し離れた場所にあるので、

シシ淵がまとうのは、そこはかとない静寂。

 

気の抜けない登山道がつづく渓谷にあって、

足元を気にせず、落ち着いて休息できる場所のひとつなので、

気持ちもやんわり、静かに穏やかになってゆきます。

 

シシ淵

 

 

近くでみると、遠目にはエメラルドグリーンにみえた水は、どこまでも澄んで

無色透明であることがわかります。

 

シシ淵

 

 

奥に滝をながめて。

シシ渕を紹介するとき、よくみかける構図です。

 

切り立った岩の奥に、すうっと落ちる滝、

まるで、岩の奥は別世界であるかのような錯覚におちいる、

この遠近感が、なんともいえないシシ渕の味わいです。

 

シシ淵

 

 

シシ渕をあとにして、また、エメラルドグリーンの川面を見下ろします。

 

川面

 

 

夕暮れどき、別の場所からみた川面。

 

川面

 

 

エメラルドグリーンの渓谷は、いろいろ表情を変えながら、

岩を削り、岩を砕き、岩を運んで、流れていきます。

 

川面

 

 

こちらは桃の木小屋。

ふもとの登山口から、大台ケ原の日出ヶ岳まで約14kmつづく登山道の

なかばにある山小屋です。

 

川の横にあるので、川の流れる音がBGMです。

携帯電話は圏外になるこの登山道で、川の流れをききながらのんびり過ごすと、

日常のもろもろから離れて、こころからゆっくりできる気がします。

 

桃の木小屋

 

 

大杉谷は、大台ケ原・大峰山・大杉谷ユネスコエコパークの核心地域です。

 

骨太でダイナミックな自然の造形美をたんのうし、

携帯電話の電源を切って、

刻々ともたらされる情報や人とのつながりからいったん離れてみると、

 

いままでとは違った自分とであえるかもしれません。

 

 

夕暮れ

 

谷の夕暮れ。。。

 

 

 

ミズナラ

 

 

登山道からは少し離れた場所で、

立派なミズナラやツガ、コウヤマキにであいました。

 

どっしりとした落ち着いた雰囲気に、たくさんの樹々を育んできた、

この森が過ごしてきた濃密な時間にふれた気がしました。

 

コウヤマキ

 

 

タムシバでさえ、こんなに大きく生長できてしまう森。

 

タムシバ

 

 

こんなキノコも。

 

キノコ

| 地域情報 | 20:00 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
7月 水辺のスギ林 〜人工林の静寂に〜

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梅雨が明けたというのに、なかなか天候が安定しませんね。

7月が終わるから、8月になるから、すっきりと「夏だ!夏」というようなメリハリのある季節の移り変わりは、もうなくなってしまったのかもしれません。

 

ただただ暑い日があるかと思えば、突然、局所的な雨が降ったり。

このごろの雨は、どうも、以前までの夕立のイメージとは異なる気がします。

 

 

7月終わりの週末、うだるように暑くなるような気配を感じたので、

水辺の谷へ避暑にでかけました。

水辺だけに、うつくしいスギの林が。

 

スギ林

 

 

まっすぐな材を得るために、びっしりと植えられたスギ、

その静かなたたずまいをながめていると、気持ちがすっきりと落ち着き、

自分の中で、いろんなものが整ってくる気がします。

 

スギ林

 

 

 

少し移動すると、大きなネムノキが。

荒れ地に真っ先に生育する、パイオニア的な樹木。

夜になると葉を閉じる、まるで、夜に眠っているかのような木。

 

ねむの木

 

 

さきほどまでの太陽は姿を隠し、気づけば、雲が広がっています。

風の香りと雰囲気も変わってきて、、、、

 

ねむの木

 

 

もう少しで雨が降り出すような気配が。

 

木

 

 

これより上流には民家がありませんので、水は澄んで清らかです。

こうしたうつくしい支流の水をあつめながら、

何度か清流日本一に選ばれている宮川は、伊勢湾へと流れていきます。

 

水

 

 

ほどなく雨が降り出しました。

そこはかとなくただよう湿気をまとい、雨にけぶるスギ林もまた、凛としてうつくしいです。

 

自然林には、自然のまま、天然のまま、無造作なうつくしさがありますが、

整えられ、秩序だった人工林にも、また、ちがったうつくしさがあります。

 

スギ林

 

 

自然林には、人間が目的をもって整えた秩序はありませんが、

樹高も生育の速度も、光や水の好みもことなる木々が、長い時間をかけて生長し、また衰退していった結果が森となっているので、なだらかな秩序は存在しています。

それを読み解いて、自然林をめざして植栽していく方法が自然配植であり。

 

かつては雑木林(自然林)だった場所に作り出された、人間の手による秩序の森林、スギやヒノキの人工林。

長い目でみれば、日本にスギやヒノキの人工林が大量に整えられた時代も、ほんの歴史の1ページだった、ということになるのかもしれません。

 

人間の暮らしとともに、森林は変化していく。

 

木材の需要が減少し、林業も姿を変えていく時代にあって、

20年、50年過ぎた先の森林は、どのような様相を呈しているのでしょうか。

 

スギ林

 

 

きよらかな水に、ときおり強く、雨がそそいでいきます。

 

水辺

 

 

谷をあとにしてしばらく進むと、そこでは雨は降っていませんでした。

 

ほんの2時間ほどの間に、スギ林にそそぐ太陽の光と雨を体験して、

スギ林の凛としたたたずまいに、森林が過ごす長い時間を、一瞬だけともに駆け抜けたような、そんな気がしました。

 

 

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 三重県大台町、エコパークの森のヒノキの香りはいかがですか木き

 暑い夏に、ひとときの森林浴を。

 

 ・ヒノキスプレーは、こちら

 ・エッセンシャルオイル(ヒノキ)は、こちら

 

ヒノキ

 

 

 

| 地域情報 | 11:17 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
7月、大杉谷登山歩道ボランティア整備(京良谷)

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大杉谷は日本三大渓谷のひとつで、

大台ケ原、大峰山、大杉谷ユネスコエコパークの核心地域であり、吉野熊野国立公園の景勝地です。

 

堂倉滝

 

 

大杉渓谷を経て大台ケ原の日出ヶ岳へと至る約14kmの登山道は、

13年前の豪雨災害によって、約10年もの間、通行止めになっていましたが、

3年前に全線が復旧しています。

 

七ツ釜滝

 

 

エメラルドグリーンの渓谷ともよばれるように、

うつくしい水がときには滝となって、流れています。

 

シシ淵

 

 

大杉谷の登山情報を提供したり、大杉谷登山歩道の維持管理を行っている

大杉谷登山センターでは、定期的に、

大杉谷登山歩道のボランティア整備プロジェクトを開催しています。

 

ということで、

7月8日、9日に開催されたボランティア整備に参加してきました!

 

 

〇大杉谷へ

 

大杉谷登山道の入口付近は、大きな一枚岩をくり抜いて作られています。

いきなり、鎖場や崖っぷちを歩くことになり、ここが中級登山道であることを実感させてくれます。

 

大杉谷

 

 

おそらく何百年か前に岩が崩落してきた場所も。

 

大杉谷

 

 

足元を気にしなくてよい川原にでるとほっとします。

歩いてきた斜面を振り返って。

 

大杉谷

 

 

大杉谷

 

 

川原には、大きなけやきがたたずんでいました。

けやきの樹皮がはがれた部分にみられる、特徴的な模様です。

 

けやき

 

 

今回の作業場所は、京良谷付近なので、シシ淵や滝までは行かないのですが、

こうして、ときおり見下ろす川の水は、ほんとうにうつくしいエメラルドグリーンです。

 

大杉谷

 

 

苔むした石がうつくしい場所も。

こういう場所には水道(みずみち)があり、水蒸気が発生していて、いつも潤っています。

 

大杉谷

 

 

〇作業場所へ

 

こちらが今回の作業場所。

崩落している部分をぐるっと迂回して、階段をつけます。

 

大杉谷

 

 

作業場所を確かめます。

 

大杉谷

 

 

作業道具は各自、手分けして持っていきましたが、階段の材料は現地調達します。

適当な倒木を刻んでいきます。

 

大杉谷

 

大杉谷

 

 

楔を打ち込んで縦割りに。

 

大杉谷

 

 

こうして、チェーンソーと楔で、どんどん杭や横木を作っていきます。

 

大杉谷

 

 

作った杭を打ち込み、横木を置き、番線で固定し、川原から拾ってきた砂利を敷き詰めて、、、と、

現地調達した自然の材料を中心に、階段を作っていきます。

 

大杉谷

 

 

半日ほどの作業時間では、階段を完成させることはできませんでしたが、

登山道というものについて、いろいろと考えさせられる時間でした。

 

多雨地域である大杉谷は、長い年月をかけて、雨や風、川の流れや岩石の崩落など、自然の力で渓谷美が形成されてきた場所です。

 

登山道は、そんな自然の懐へ、人間が踏み込むことができる大切な道。

登山道も大杉谷の一部なので、当然、風雨や台風や影響を受けて、傷んだり劣化したりします。

登山道の周辺が崩落することもあります。

 

自然の材料で、自然の立地を活かして、必要以上に景観を損なうことなく、そして安全に、

いろいろなことを考えながら、整備されているのだなあ、と。

 

登山は、基本的には、入場料も通行料もいらない、

自然に親しみ、自然を満喫するレクリエーションかもしれない、

 

けれども、

山を、人間が、安全に無理なく歩行できるようにするには、十分な整備が必要で、

しっかりと人の手がかけられているのだなあ、と。

 

この大杉谷は、国立公園であり、国有林もある地域で、登山歩道の整備が行われているけれども、

いろいろな理由で、整備ができなくなって廃れていく登山道もある。

 

登山をレクリエーションとして楽しんでいくためには、登山者側も、登山道の維持管理といった作業が行われていることを、知っておく必要があると感じました。

 

 

大杉谷

 

 

帰り道でも、やっぱりうつくしい、大杉谷の川面。

 

 

 

大杉谷

 

ここでも青々と生き生きとしているカエデたち。

 

大杉谷

 

 

大杉谷をあとにして立ち寄った滝の水面。

 

ユネスコエコパークの町、三重県大台町、

大杉谷がある宮川上流域の川の水は、どこも、透明でうつくしいです。

 

滝

| 地域情報 | 13:33 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
大台ヶ原の登山道を整備して来ました!

 6/4〜5に大台ヶ原登山道を整備してきました。
整備した箇所は日出ヶ岳山頂から堂倉方面に向かう登山道で、偽木を用いた階段状の部分を重点的に行いました。

整備前は下のように土が流れ、偽木がハードルのような状態でしたが・・・↓

整備前

ボランティアの方々と黙々と作業を行い・・・・↓
作業風景

じゃーん!!
こんなにきれいになりました!!↓

整備後

・・・わかりにくい。
写真ではわかりにくいですが、本当にきれいになったんです!!
そして歩きやすくなったんです!!

作業は結構しんどかったですが、出来上がりをみて、そして実際に歩いてみて、少し感動しました・・・。

作業後は宿(粟谷小屋)に向かいましたが、途中に・・・

シャクナゲ
シャクナゲや

シロヤシオ

シロヤシオの花がたくさん咲いていてちょっと得した気分でした。





 

| 地域情報 | 18:27 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
メリークリスマス
 早いもので、今年も残すところ後わずかとなりました。
1年経つのが年々早くなっていく気がします。
今年の漢字は狃覘瓩任靴燭、夏の猛暑のおかげか
紅葉はすばらしく鮮やかでした。
反面、猛暑でエサが少なく人里までクマが出没するなど、
異常気象や地球温暖化という言葉が身近な問題となって
影響しはじめたような気がします。
新しい年は良い年であってほしいですね。

12月25日滝原に新しいお店がオープンします。
クリスマスコンサートも開かれる予定なのですが、
残念ながら参加申し込み期日が12月20日まででした。



大紀町滝原にあった、おおみや昆虫館の跡地を利用した
森林エネルギーと薪ストーブのお店
「Granville 滝原 Show room」 です。
地元なのにオープン直前まで知りませんでした。
素敵な雰囲気のお店です。




| 地域情報 | 10:10 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
子供の夏の遊び場紹介

毎日蒸し暑い日が続きますね。
まだまだこれからが夏本番 熱中症にならないよう皆様くれぐれも
お気をつけて下さい。


さて、もうすぐ夏休み。海・山の恋しいシーズンの到来です。
夏の計画はもうお立てですか?


高速道路無料化実験もスタートしました。津毅辰ら紀勢大内山毅辰泙
来年3月まで無料で利用することができます。


そこで今回は 『錦 向井ヶ浜遊パーク トロピカルガーデン』 を、
ご紹介させていただきます。
紀勢大内山毅辰茲蠎屬15〜20分位 錦に入ってからはトロピカルガーデンの
看板を目印に走って下さい。
漁港周辺の道は狭く少しわかりずらいかもしれません。






南国ムードたっぷりの人工海岸です。





防波堤が入り江をぐるっと囲ってあるため海を囲った海水プールのよう 
波も小さく砂浜もきれいです。しかも浜辺のそばに小さなプールまであるのです  
海とプールをいったりきたりして遊べます。
防波堤の上は遊歩道になっており、魚釣りもできます。

入場料・駐車料無料 シャワー(水)着替えも無料です。
有料でキャンプもできます。
小さな子供連れでも安心の海水浴場です。

| 地域情報 | 17:27 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
今が旬☆

竹はいささか嫌われ者!
筍は人気者??




そこでっ
酒の肴に一品紹介します♪






筍のバター焼き

材料 筍(水煮)    小2本
   小麦粉・粉からし 適宜
   バター      30g
   醤油       大さじ1
   レモン汁     少々



作り方
>は水分をペーパータオルでふき取り5mmの厚さにスライス。

⊂麦粉と粉からしを混ぜたものを筍にまぶす。

フライパンにバターを入れ熱し△冷を並べて蓋をする。
 軽く焦げ目がついたらひっくり返し蓋をして焼く。

ず埜紊望潴とレモン汁をかけ、香ばしい匂いがしたら火を止めて
 出来上がり!!




ぜひお試しをっっ☆★

| 地域情報 | 23:02 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
お疲れさまです。
先日、少し離れた里山を散策してきました。(目的は山菜採りですが・・・^^;)
朝の空気に包まれながら、木の芽が吹き出し始めた新緑の中で小鳥のさえずる音色もひときわ美しく感じました。まさに 森林浴デス!!
(毎日 山でお仕事されている人には申し訳ありません。)

かつての里山の様な姿を取り戻すため、数年前から「里山づくり」をよく耳にしますが、人が手をつけた自然は人が管理して守っていく事が大切だと思います。

そして、もうひとつのパワースポット、
今年4月にログハウスの喫茶店 “ひだまり” がオープンしました。(写真は下)
四季折々の花が飾られ、木の香りとぬくもり、オーナーの人柄、何もかもがお店の名前とマッチしていて、ホットくつろげるお店です。
場所は大台町薗(旧宮川村)是非、立ち寄って下さい。
笑顔で迎えてくれますよ。


「ひだまり」の案内看板デス


「ひだまり」デス
| 地域情報 | 17:10 | - | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP